法務あれこれ/スタッフブログ

家族葬について

「家族葬」という言葉、いつ頃からでしょう・・よく使われるようになり、コロナ禍のご時世においては、さらに利用者が増えているのではないでしょうか。

私はアラフィフですので、まだ、死をリアルに感じることもなく、かと言って、人生80年時代だった名残か、折り返し地点も超えたので、「私は家族葬にしてね」なんて、軽く家族に言ってみて、「まだまだ人生、頑張るときでしょ」と笑い話になったり・・という感じです。

逆にリアルになり始めると、そんな軽口は叩けなくなるものなのかもしれません。

その歳になってみないと分からないことって多々あるように思います。
歳を重ねられている方の重厚な面持ち、何かを悟っているような面持ちは、そんな色んな事を経験し考えもした上での佇まいなのかもしれません。

前置きが長くなりましたが、先日、夫方の親戚になりますが、義理の叔母の通夜、告別式、お骨拾い、初七日に参列して参りました。

コロナ禍のご時世なので、「近親者のみで葬儀は終えました」という知らせを聞くことが多かったのですが、今回は、その「近親者(の嫁)」ということで参列させていただきました。

参列してみて、『家族葬』と言っても、何も簡略的にするのではなく、ちゃんと見送るんだということです。

もしかしたら、イメージ的に『家族葬』でリーズナブルに済ませられるんだろう・・と思っていらっしゃる方もいるかと思いますが、決してそんなことはなく(その家に寄るかもしれませんが・・)、きちっと、その方の宗派で弔われるのです。「近親者」、いわゆる、親族・親戚になるかと思いますが、やはり、お世話になったという気持ちがある場合、「あの人に知らせなかったでは済まない」となり、参列者が内々で連絡をしたりと、やはり親戚が多数集まるということになったんだと思います。

簡素に簡素にと、スペースも狭いところを選んでいても、参列者の人数を確認したら、ソーシャルディスタンスも必要で、いつも以上に広いスペースが必要です。

長くなってしまいましたが、私はその故人と話した記憶はたった一つでしたが、とても意義深い一言だったので、今でもしっかり受け止めた言葉として残っています。また、もの凄く達筆な方という印象が強く、不祝儀袋への名入れも心して臨みました。

色んな家族葬があると思いますが、簡易的に、リーズナブルという枠で考える必要はないと思いました。

コロナ禍のいま、通夜の夜の会食等はもちろん無くなりますが、弔いはきちっとする。
私にとっては、逆に、崇高なお見送りに感じました。

2021.6.1
梅谷事務所/高橋

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